8月1日(土)午後6時30分、雨ノ神公園で「第34回 東神戸病院盆踊り大会」が開催されました。実行委員長の松本郁子医師の挨拶とともに、今年もにぎやかな夏の夜が始まりました。
まだ空に少し明るさが残るなか、会場には次々と人が集まり、提灯の明かりが灯り始めます。いつもの公園が、この日だけはどこか特別な場所に見えました。
会場には、地域の皆さんや職員だけでなく、車椅子や杖を利用されている入院患者さんの姿もありました。付き添うスタッフがそっと車椅子を押し、隣で声をかけながら、一緒に祭りを楽しんでいます。
踊りをじっと見つめる人。曲に合わせて、椅子に座ったまま手を動かす人。久しぶりの外の空気を、ゆっくり味わっているような人。
その様子を見守る周囲の人たちのまなざしも、どこか温かく、楽しそうでした。患者さん、地域の皆さん、そして病院の職員。それぞれの立場を少しだけ忘れ、同じ音を聞き、同じ夏の夜を過ごしている。病院が開く盆踊り大会らしい風景でした。
屋台では、毎年恒例、放射線科の焼きそばが今年も大人気。おいしく焼き上げるコツは、鉄板を30分以上かけて、しっかりと熱しておくことだそうです。熱い鉄板の上で麺と野菜が音を立て、会場に広がるソースの香りに、つい足が止まります。
リハビリテーション科の「スイカ割り」「ボウリング」「千本引き」は、すっかり子どもたちの定番になりました。地域連携相談室の「お菓子釣り」も大盛況。真剣な表情で狙いを定める子どもたちと、その姿を笑顔で見守る大人たち。うまく釣れた瞬間に上がる歓声も、夏祭りを彩る大切な音の一つです。
夏祭りには、人を少しだけ童心に戻す力があるようです。
そして筆者が毎年、個人的に楽しみにしているのが、ケアセンターふれあいのワインとおつまみです。
冷たいワインを片手に、浴衣姿の踊り子さんたちが曲に合わせて優雅に舞う姿を眺める。それが、私の密かな夏の楽しみです。
